AKEEYOのミラー型ドライブレコーダー「AKY-V360S」を取り付けましたので紹介します。
リアカメラがあると取り付け工賃が高くなりますので、自分でやってみようという場合は、是非ご覧ください。
この記事では、車内用のリヤカメラをバックドアの蛇腹を通さずにリア配線隠しキットを使って取り付けを行っております。
※車両は、ソリオです。
※リア配線隠しキットは、記事の最後で紹介します。
AKY-V360S本体の取り付け・配線
配線をする前に各ケーブルを接続して動作確認を済ませてあります。
初期不良もありますので、取り付ける前に動作確認しておきたいですね。
AKY-V360S本体の取り付け
AKY-V360Sの製品一式です。
ルームミラーに取り付けるタイプですが、ゴムバンドを使って固定します。
長さが2種類ありますので、車両のミラーサイズに合わせてどちらかを使います。
リアカメラについては、後ほど紹介しますが、リアカメラの下に映っているステーをリアウィンドウに貼り付けて固定します(両面テープ)。
本体の固定は、とても簡単で画像のようにゴムバンド2個で固定するだけです。
ソリオの場合は、短い方のバンドを使いました。
両面テープでの固定より簡単ですね。
電源ケーブル・GPSアンテナの配線
続いて電源ケーブル、GPSアンテナの配線を行いますが、リアカメラの配線も途中まで行います。
GPSがセパレートなので配線が3本になります。
電源ケーブルについているフェライトコアの位置が微妙で天井の内張に隠すことができません(ソリオの場合)。
ルームミラーのステーの周辺で固定するのがよさそうです。
電源ケーブル、GPSアンテナ、リアカメラの3本のケーブルをフロントウィンドウのあたりまでもっていったら天井の内張にケーブルを隠していきます。
指で押し込んでいくだけで比較的簡単に行うことができます。
ピラーの内張を外します。
初めて外すときは、少し硬く感じるかもしれませんが、ソリオの場合は、上側から外します。
下側は、爪で引っかかっている部分がありますので、無理に引っ張らずに丁寧に外します。
リアカメラの配線は、上側を通す予定なので後回しにして、ここでは、電源ケーブルとGPSアンテナの配線をします。
すでにほかのケーブルが通っていたので一緒に束ねるように下に持っていきます。
GPSアンテナは、ピラーに沿って下に持って行ったあとダッシュボードの上に固定します。
電源ケーブルは、隙間から助手席の足元へ配線します。
その際は、グローブボックスを外しておいた方が作業しやすいです。
助手席の足元で電源ケーブルを処理してシガーソケットに挿せば電源の配線は、終了です。
シガーソケットは、別の用途で使う可能性もあるので、シガーソケットを増設しておくと便利です。
画像は、ヒューズボックスから電源を取るタイプのシガーソケットです。
AKY-V360Sのリアカメラの取り付け・配線
リアカメラの取り付けと配線を紹介します。
リアカメラの取り付け
リアカメラは、ハイマウントストップランプの下に取り付けました。
取り付け位置については、できれば仮配線をして映像をチェックしながら決めることをお勧めします。
取り付けのポイントとしては、
- 取付場所の汚れをしっかり落とす
- 熱線の上に両面テープを貼らない
- 可能な範囲で熱線が映らない場所にする
です。
まずは、貼り付け面の汚れをしっかりと取りましょう。
次に熱線を避けて貼り付けをしますが、画像のように両面テープが上下に分かれていますので、その間に熱線が通るようにします。
また、カメラはやや下向きにしましたが、熱線が映り込まない位置に調整しています。
リアカメラの配線
電源ケーブル・GPSアンテナの配線をする際にピラーのところまでリアカメラの配線ができていますのでそこから後ろに向かって配線します。
ドアの部分は、ウェザーストリップの隙間から天井の内張にケーブルを押し込んで隠しています。
ウェザーストリップをめくりながら押し込んでいくと隠すことができます。
ピラー部分は、内張を外さずに配線ガイド(画像の黄色い線)を使ってケーブルを通しました。
画像の赤い線の部分に配線ガイドを通しています。
配線ガイドがなければ、内張の上側を軽く引っ張ってケーブルを押し込んでも隠すことができます。
上の画像は、荷室のあたりですが、内張の上側を外して天井の内張に配線を隠すように処理をしています。
しっかりとはまっているので外すのは少し手間がかかりますが、1箇所外すことができればあとは、順番に外すことができます。
次にリアカメラの配線をリアカメラまでもっていきますが、コネクタがL字なのでバックドアの蛇腹は通さずにリア配線隠しキットを使いました。
蛇腹のスペースに余裕があればそこを通した方がすっきりと配線ができます。
上の画像がリア配線隠しキットとモールです。
リア配線隠しキットを取り付けると上の画像のようになります。
貼り付ける部分が結構大きいので見た目はいまいちですが、特に邪魔になるようなことはありませんでした。
※上の画像では、リア配線隠しキットを取り付け済みですが、配線をある程度終わらせてから、ガラスや内張に貼り付けをしたほうが良いと思います。
※2021.10.16追記
別の車両にコルゲートチューブを使った配線も行いましたので紹介します。
使用したコルゲートチューブ(配線チューブ)は、7φのスリット入りです。
固定は、配線止め金具(エーモン No.F233)を使っていますが、No.1788配線チューブホルダーというものも発売されています。
強度の心配はありますが1000円以下ですみます。
ガラス部分の配線は、モールを使って目立たないように処理をしています。
ガラス以外でも使えるのでこのモールは、結構便利です。
配線が終わったら動作確認をして内張を元に戻します。
その際に余った配線を内張の裏に隠しました。
リアカメラの赤い線は?
今回は、配線を行いませんでしたがリアカメラの赤い線は、バック信号用の線になります。
もし配線する場合は、バックドアの内張を外してバックランプの配線へ接続することになります(ソリオの場合)。
これを接続することによりバックギアーに入れたときにモニターに映る映像がカメラで撮影している映像の下側に変わります。
※カメラが動くわけではなくモニターに映る範囲が変わります
以上で取り付け作業終了です。
AKEEYO AKY-V360Sの取り付け方法まとめ
AKEEYO AKY-V360Sの取り付け方法を紹介しました。
この記事では、フロント周りから始めていますが、余ったリアカメラ用ケーブルをどこで処理するかによって後ろから前に向かって配線しても問題ありません。
内張を剥がしたりバックドア付近の処理が面倒だったりしますが、この辺りができそうであればDIYで工賃の節約ができると思います。
この記事で紹介したリア配線隠しキットとモールは、下記の記事で詳しく紹介しています。
『リア配線隠しキットなどドライブレコーダーの取付に使ったアイテムを紹介』
では、今回は、以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました。