今回は、ホーン交換の配線についてです。
純正のホーンは、音がいまいちなので社外の電子ホーンに交換したくなりますが、工賃もばかになりません。
バンパーの脱着が必要かどうかで変わると思いますが、3000~6000円位かかります。
バンパーを外すとなるとハードルが上がりますが、バンパーを外さずに作業ができそうであれば挑戦してみては、いかがでしょうか。
配線方法がわかれば、トラックなどで人気のエアホーン(ヤンキーホーン)の電磁弁や電子ヤンキーホーンの配線にも適用できます。(エアーの配管は、この記事では、記載していません。)
盗難防止装置の関連で作業がしにくい場所にホーンがついている場合が多いと思いますが、ソリオの場合、手が届く場所だったので作業ができました。
リレーを使うかどうか
判断基準の1つは、ホーンのヒューズが他の電装品と一緒になっているかどうかです。
電子ホーンに交換すると純正より多くの電流がながれます。
ヒューズが切れた場合、同じヒューズを使っている電装品にも影響があるのでリレーを使うことを推奨します。
私の場合は、基本的にリレー(ハーネスセット)を使っています。
そのほうが、ヒューズの容量を気にする必要もなく、バッテリーから直接電気を取ったほうが、ホーンの性能もしっかり引き出せるからです。
そもそもリレーとは
イメージの図を載せておきます。
電磁石を利用してスイッチを動かす仕組みです。
リレーを使うと純正のホーンの配線は、電磁石の部分のみで、ホーンを鳴らすのは、バッテリーの電気になります。
リレーを使うことにより純正ホーンの配線は、スイッチを動かすだけなので負担をかけず、ホーンは、バッテリーの電気を使うのでしっかりと性能を引き出すことができます。
詳しく理解する必要はありませんが、イメージがわかればリレーを使う理由や配線の意味が理解できます。
リレーを使った電子ホーンの配線図(エアホーンの電磁弁も同様)
下の図は、ミツバのホーンハーネスセットを使った配線例です。
エアホーンの電磁弁の場合は、電子ホーンの部分を電磁弁に読み替えれば作業ができます。
純正のホーンから抜いたコネクタは、ビニールテープなどで絶縁処理をしたほうが安心です。
※トラックの場合は、電圧を確認してハーネスセットを購入してください。トラックでもガソリン車やブルーテックキャンターの電装品は、12Vだと記憶してます(念のために確認してから購入してください)。
リレーを使ったホーン交換や電磁弁の配線まとめ
ハーネスセットを使った配線について説明をいたしました。
作業については、各自のご判断、自己責任となりますが、ちょっとした手間で、工賃を節約できるかもしれません。
ホーンを選ぶ際は、取り付けスペースや保安基準も確認してください。
では、今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。